こころの掃き溜め

特に面白くはない

父親との確執について(3)

 

仕方なしに母は迎えに行って、クソ実父は帰るなり

「国家権力様のお世話になっちゃいました~ww」

と全開酔っ払いモード。うぜえええええええええええ

本当に心底うざい。今すぐ迷惑をかけない方法で遺伝子を残さず死んでくれ。

 

そのまま2階の自室へ籠りに行ったので、私が母から警察署であった話を聞いて、今後私たちが知っていることや警察が家に来たことをバレないようにどうするか、弟へはどう説明するのかをこそこそと相談していたら、クソ実父の自室から大きめの物音。

 

探し物をしているようなガサゴソ、ドタン!というような音が少しして、すぐバアン!!!と引き戸が荒々しく開けられました。

 

「俺の部屋あさったの誰だ!!!!!」

 

ドスン、ドスンと階段を下りてきます。

階段を下りきって、さっきよりは少し小さな声で、でも低い声で「俺の部屋あさったの誰だよ……」と言いました。

 

ソファに腰かけていた私の前、クソ実父との間に母が立って

「私たちは何もしていません」

毅然と返しました。

 

クソ実父は小さく舌打ちをして、トイレに行きました。その間に私は自分の部屋へ行き、家宅捜査のときに来ていた女性警官に「何かあったら連絡してください」と渡されていた番号へ電話をかけました。

おそらく23時頃だったと思います。

 

トイレの天井が階段だったので、恐らくクソ実父は足音を聞いている。

リビングには母1人。2階には私と弟。

このときの私は、母が殺されるんじゃないかと気が気ではありませんでした。

電話をかけている間も手が震え、座っているのに足の感覚はなく、保留にされた間が悠久に感じました。

止まらない涙を拭うこともせず、保留になっているのに電話の向こうにむかって「はやく」とうわ言のように繰り返していました。

 

ようやく保留音が鳴り止み、「少し遅くなるかもしれないが、今から向かいます」と聞こえました。

ひとつ深呼吸をしてから、リビングへ戻ると、既にクソ実父は自室へ戻っていました。

 

母と合流し、弟を呼び寄せて、私たちは魔窟と化した家から脱出しました。

とはいえ行く先はありません。

ひとまず母の車に乗り込み、少し離れたところから家を観察してクソ実父が逃げないよう見張りつつ、頼みの綱である警察の到着を待ちました。